サッカー漫画アオアシが面白いのでレビュー。サッカー経験者も絶賛!
アオアシという漫画を知っているだろうか。
無料マンガアプリの「マンガワン」で期間限定で公開され、話題となったサッカー漫画だ。
マンガワンで読んでいる途中で公開期限が切れてしまい、どうしても続きが気になりすぎて仕事に手がつかなくなったので全巻を衝動買いしてしまった。
今回はそんなアオアシの魅力について語ろう。
舞台はプロを目指すユースチーム
アオアシは主人公の青井葦人(あしと)が成長しながらプロを目指していくサッカー漫画だが、舞台は高校サッカーではなく、ユースチーム。
ユースチームとは高校とは別の、精鋭が集まるクラブチームみたいなものだ。
地方の田舎でのびのびとサッカーをしていた葦人が凄腕の監督に目をつけられ、上京し超一流のユースチームである「エスペリオン」 の試験を受け、合格する。
今まで田舎では1番上手かった葦人だったが、エスペリオンでは本気でプロを目指す選手たちと出会い、自分の今までのサッカーが全く通用しないことを思い知る。
大きな壁にぶつかりながらも技術と精神面の両方で成長していく様が描かれている。
普通のサッカー漫画ではない
筆者はいくつものサッカー漫画を読んできたがアオアシは他のサッカー漫画とは違う。
大体のサッカー漫画は主人公がFW(フォワード)だったり、MF(ミッドフィルダー)だったりで前線で活躍して盛り上がる演出が多い。
しかしアオアシは元々FWで自分が点を取ることしか考えていない主人公が、監督から「お前はFWでは通用しない、DFに転向しろ」と告げられてしまう。
アシト、DFに転向しろ。
正確にはサイドバック。
あの双海の海でお前を見た時から、少なくとも俺の中では決まってた。
お前は、サイドバックのスペシャリストして世界に出るんだ。
-6巻、208ページより抜粋-
アオアシはDF(正確にはサイドバック)目線でストーリーが進んでいく漫画なのだ。
これがとにかく新鮮で、攻められている時のDFの思考や対応、サイドバックが守備から攻撃に転じる様子などがかなりリアルに描かれている。
「考えるサッカー」をウリにしているエスペリオンで、主人公がSBのポジションから徐々に戦術を学んでいきゲームをコントロールしていく。
有り得ないプレーなども特になく、フィールドに立っている選手がどう考えて行動しているのかが初心者にもわかるので是非サッカーに詳しくない人にも読んで欲しい作品だ。
ヒロインがめちゃくちゃ可愛い
これはもうめちゃくちゃ大事。
漫画でヒロインが可愛いか可愛くないかで作品の人気が変わってくるからだ。
アオアシのヒロイン扱いは一応3人いるが、メインとなるのは2人。
とにかくメインヒロインが可愛く、高校生なので青春シーンっぽいのも勿論ある。
ここはもう本編を見て楽しんで欲しい。
とにかく花ちゃんバリかわいい
アオアシの感想
とにかくサッカー好きには必ず読んで欲しい漫画と言える。
アオアシを読んだあとにサッカーの試合観戦をすると、そういう意図で誰にパスを出したのか等を考えながら観るようになり、サッカー観戦が何倍も楽しくなる。
今まで読んできたサッカー漫画の中で一番面白かったので、サッカー漫画を読んだことのない人にも是非おすすめしたい作品だ。